上田比呂志 - おもてなし / HIROSHI UEDA - OMOTENASHI

上田比呂志の
「おもてなし」
3つの心軸
CONCEPT

『和のおもてなし』
〜料亭で培った精神という文化〜

私の人生の基軸には、生家である料亭橘家での
究極の「おもてなし」の体感がります。
料亭「橘家」は大正末期に四谷荒木町で創業されました。
当時の政界、財界の方が広くお見えになる隠れ家的存在でした。
当時の料亭は究極の大名遊びの提供場であり、
そのために女将、芸者、仲居、裏方が一体となって
「お客様に楽しんで頂くための物語」を創出し、
どんなお客様にも心から楽しんでいただく、
いわば「和の大人のテーマパーク」でした。
「働かざるもの食うべからず」を家訓とする我が家にあって、
私は料亭の小僧として、小学生の頃から
お燗付け(日本酒の燗を付ける)や清掃など、
裏方の手伝いを仕込まれました。
その日々の中、私の中に「日本のおもてなしの精神(文化)」が
体感として埋め込まれていったのです。
そして幼い私は「人を楽しませる仕事がしたい」という
思いを強くしました。

『洋のおもてなし』
〜ディズニー・マネジメントに学んだ組織と仕組み〜

「人を楽しませる仕事」を目指した料亭の小僧はやがて、
究極のエンターテイメントである
本場フロリダ「ディズニーワールド」に思いを馳せます。
三越に入社したのも、同社のディズニーユニバーシティーへの
研修制度を知ったからでした。
入社後、サービスの現場で徹底的にプロの仕事を学びながら、
超難関に勝ち抜き「ディズニーフェローアッププログラム」に合格。
渡米して学んだ「ディズニー・マネジメント」は、想像を超えたものでした。
高度なマーケティングや人材マネジメントに裏付けされた
完璧なエンターテイメントの世界がそこにあり、
何よりもそれを継続的に行う為の「組織としての仕組みづくり」は、
私の大きな軸の一つとなりました。
「人を心から楽しませることで自分も幸福になれる」という
人生最高の働き方を学んだのもその時でした。

『商人のおもてなし』
〜三越で学んだ顧客満足と雇用者満足のスキル〜

江戸時代呉服屋から始まり300年以上の歴史を持つ
三越で学んだ伝統の「商人の魂」も
私の大切な軸の一つです。
創業以来、日本において商品、
サービスの面で革新を繰り返してきた三越。
「販売なくして事業なし」という言葉もありますが、
商社としての顧客満足に対するスキルはもとより、
そこで働く社員への実践機会の与え方も、
サービスにとってとても重要なものです。
三越社員としてディズニーユニバーシティーへの
留学機会を頂き、様々な場所で学びを実践する
機会を与えられた日々に、私は感謝、感動、感銘を受けました。
そして、学んだ「感謝と誇りと謙譲」がスキルとなり、
今も私の中で生きています。